【闇に注意】ドッグフードの選び方【7つのコツ】

人気度: 590pv 2024/04/19

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愛犬には安全で栄養満点なドッグフードを食べさせてあげたい


けれど、

犬を飼い始めたばかりで、どのドッグフードを食べさせたら良いか、ちょっと悩んでいる」

「犬にとって安全で、栄養満点なドッグフードの選び方に悩んでいる」

「そもそも、犬にとって、必要な栄養素ってなんだろうか? 基礎知識から悩んでいる」

そんな、飼い主さんも多いはず…。


この記事では、そんな悩みを持つペット初心者の方へのお役立ち情報として、「初めてでも、コツを押さえてすぐできる、安全&栄養満点なドッグフードの選び方」を、7つのコツでわかりやすくまとめています。


【目次】


ドッグフードは栄養満点!

犬の定番食「ドッグフード」は、獣医師さんが口をそろえて犬の食事はドッグフードだけで十分というくらい、犬の成長が偏らないよう、栄養配分をしっかり考えて開発された、栄養満点の飼料です。


ただ、ドッグフードは国内メーカー、海外メーカー含め、たくさんの種類が販売されており、「自分の犬に食べさせたい安全で栄養満点な食べ物」といえるかどうかは、ドッグフードの選び方次第です。


安全&栄養満点なドッグフードの選び方は、コツが7つありますのでご紹介します。


それでは早速、みていきましょう ^^


コツ1.ドッグフードは「総合栄養食」を選ぶ

栄養価の高いドッグフードを選ぶコツの1つは、「総合栄養食」という表記があるものを選ぶということです。


「総合栄養食」とは、犬が食事する上で栄養が偏らないよう(これだけを食べていれば、必要な栄養を過不足なく摂ることができるよう)、科学的に開発された飼料です。


「総合栄養食」として名乗れるかどうかは、家畜やペットの飼料について検査しているアメリカ

の団体(AAFCO)が基準を設けています。


コツ2.ドッグフードは「愛犬の年齢に合わせて」選ぶ

ドッグフードには、「幼犬・子犬用(1歳まで)」「成犬用」「シニア用」などの種類があります。


1歳未満の幼犬期」は、仔犬にとって成長期ですので、すすんで摂取させたい「タンパク質・炭水化物」の含有量を多くして開発された「幼犬・子犬用」のドッグフードを選びます。


成犬期」では、発育が落ち着き、必要な栄養素やエネルギー量が子犬期よりも少なくなる為、子犬用よりも肥満防止の為に「脂質」などの含有量が抑えられた「成犬用」のドッグフードを選びます。


多くの犬種が6歳頃に迎える「老年期(シニア期)」では、年を取って活動量や食欲が落ちたわんちゃん(犬)向けに、少ない量で充分な栄養が摂取できるように開発された「シニア用」のドッグフードを選びます。


このように、ドッグフードは「愛犬の年齢に合わせて選んだ時に、より有用な飼料となるように」開発されています。


ドッグフードを選ぶときは、愛犬の年齢に合ったものを選ぶのがコツです。


コツ3.口コミを鵜呑みにしない

ドッグフードを選ぶときのコツの3つ目は、「口コミを鵜呑みにしない」ことです。


口コミサイトなどで、原材料や産地に危険性を感じるドッグフードや、含有栄養素が不足したり偏っているのに、不思議と良い評価を得ているドッグフードがあります。


その理由は、そのドッグフードの口コミを見ていた人が、近日中にAmazonや楽天などのネットショップで商品を購入した場合、サイトの運営者に収益が入るという「ビジネスの為の口コミ」が存在するからです。


口コミを鵜呑みにしてしまうと、その実態はあまり良くないドッグフードでも、騙されて購入してしまうリスクがあります。


愛犬に食べさせたい「安全」で「栄養満点」なドッグフードを選ぶ際は、口コミを鵜呑みにせず、原材料や産地、栄養素を自分で正しく確認する事が大切です。


「原材料、産地、栄養素」を確認する時のコツは、次の見出しで解説します。


コツ4.「原材料、産地、栄養成分」を正しく確認する方法を身に着ける

ドッグフードを選ぶときのコツの4つ目は、「原材料、産地、栄養成分」を正しく確認する方法を身に着けることです。


ドッグフードに限らず、猫用のキャットフードや、人間用の食事にも応用できる考え方です。


「原材料、産地、栄養成分」は、ドッグフードのパッケージに記載されています。


それぞれ、正しい確認方法を次の見出しから解説していきます。


コツ5.「原材料」は、表示の前の方に書かれているからといって、含有量が多いとは言えない、という【闇】がある

原材料表示」は、含有量が多い順に書かれているのが普通です。

例えば「牛肉」が最初に書かれていれば、牛肉が一番多く含まれていることになります。


ただ、ここに落とし穴があり、原材料表示には水分の表示義務はなく、「含有量 = 重量が多い順」にならべているので、例えば牛肉に水分を混ぜて重くすれば、原材料表示で前の方に記載できてしまうというがある事を頭に入れておきましょう。


くどくなりますが、「原材料」は、表示の前の方に書かれているからといって、必ずしも、含有量が多いとは言えない

という事を念頭に置くのが、原材料表記の正しい確認方法のコツです。


このポイントを抑えると、肉が「かさまし」してある可能性に気付けるほか、発がん性の害があるといわれている添加物(保存料・香料・着色料)も、実は作為的に後ろの方に表記されているのでは? と、冷静な視点を持つことができます。


添加物ですが、「安全性」の面からはむろん、少ない方が愛犬の健康に良いです。

但し保存料が入っていないドッグフードは、(人間の食品と同じく)カビが発生しやすい事に注意しましょう。


コツ6.「国産」表記には、原材料は外国産かもしれない、という【闇】がある

「産地」の表記には、「生産国」と「原材料産地」の2種類があります。


「生産国(または製造地)」は、最終的にどの国で製品になったかを示しています。


例えば、原材料の産地が「外国」である穀物を使って、加工・製造は「日本国内」で行ったドッグフードであっても生産国は「国産・国内製造」として表記できるという闇があります。


この闇を知らないでいると、「材料も加工・製造も日本の食品」を購入したいのに、想定とは違うものを買ってしまっていたという事になってしまいます。


コツ7.「栄養成分」を正しく読み解くには、「ドッグフードの栄養基準」を知っておく

安全で栄養満点のドッグフードを選ぶコツの最後は、「栄養成分」を正しく読み解くには、「ドッグフードの栄養基準」を知っておくです。


環境省が発行している「ドッグフードの栄養成分の平均値」は次のようになっています。


カロリー

平均的なドックフードのカロリーは、

・100gあたり300~400kcal程度


栄養素

平均的なドッグフードの栄養素は、

・タンパク質:25%

・脂肪:15%


因みに、セブンイレブンのドッグフードは、

・タンパク質:25%

・脂肪:15%


いなばの「ちゅるび~ごはん」は

・タンパク質:20%

・脂肪:3%


となっています。


ドッグフードの栄養基準を把握しておくことで、「このドッグフードのカロリーは、基準より高めかな? 低めかな?」

「このドッグフードのたんぱく質は、基準より多めかな? 少な目かな?」

といった具合に、市販されているドッグフードの栄養素の過不足を基準と比較できるようになります。


また、栄養基準を知っていれば、例えば子犬の発育に効果的なドッグフードは「カロリーは400キロkcal程度で、タンパク質は多めの25%以上で…」などと愛犬に与えたい最適な栄養バランスを、飼い主さん自らが、考えられるようになります。


そしてそれは、ビジネスの為の口コミに騙されることもなく、原材料と産地の表記の落とし穴にもはまることもなく、愛犬に食べさせたい「安全」で「栄養満点」なドッグフードを、飼い主さん自らで選ぶ事が出来るようになったという事でもあります。


まとめ

いかがでしたでしょうか ^^


「愛犬には安全で栄養満点なドッグフードを食べさせてあげたい


この記事では、そんな想いを持つペット初心者の方へ向けたお役立ち情報として、初めてでも、コツを押さえてすぐ分かる、安全&栄養満点なドッグフードの選び方を、7つのコツで出来るだけわかりやすくまとめてみました。


【安全&栄養満点なドッグフードの選び方・7つのコツ】はこちらです。



この記事が、安全で、栄養満点なドッグフードの選び方に悩んでいる飼い主さんに役立ち、実践して頂けたら幸いです ^^


当サイト「ペット総合ガイド」では、《大好きなペットともっとハッピーな暮らしを♪》 をテーマにペットに関するお店や動物病院をご紹介しています。


これからも引き続きご愛顧のほど、よろしくお願いいたします ^^


この記事のターゲット・読者
・ペット初心者

・安全で、栄養満点なドッグフードの選び方に悩んでいる方

・犬を飼い始めたばかりで、どのドッグフードを食べさせたら良いか、ちょっと悩んでいる方

この記事の作者
ペット総合ガイド運営局

最終更新日: 2021 年 11 月 20 日

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この記事の作者

ペット総合ガイド運営局

Pochi(ぽち) Tama(たま)

「犬の散歩がダイエットになるだなんて100万人は騙されたはず」が言い訳のアラサー女子Pochi(ぽち ※好きな犬と猫はモフモフしている品種)と、
「猫カフェとロックはコロナになんて負けるはずがない」が座右の銘のアラフォー女子Tama(たま ※好きな犬と猫は身体が引き締まっている品種)とを中心に、
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